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PRISM

 何かと対峙した時の個人的なときめきを絵画作品にしたい。しかも、それが鑑賞者それぞれによって違ってくれたらいい、と思って制作した作品。

 PRISMシリーズは一枚一枚の絵に特別な設定はなく、鑑賞する方々の想像の余白が広い作品です。Still Lifeシリーズの延長線上に位置する作品で、何かと対峙したときに、個人的に異様な輝きを放つ瞬間というものがあって、それを目に見える形にしたいと思って始めました。個人的な感覚を他者に伝達するための表現方法を模索していたときにマスキングテープを使用した制作を実験的に行っていたら、絵の具の重なりとマチエールの面白さ、色の構成による想像の幅広さに惹かれて、制作に至りました。   

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